歌うおじさんとポンポンおじさん


何故か突然思い出したので書いてみる。
名物おじさんというか忘れられないおじさんのこと。


■蒲田の歌うおじさん


2歳から20年くらい蒲田に住んでた。
JRの改札の脇に夕方になると現れる歌うおじさんと呼ばれる人が
出現してた。
主に演歌だったと思うけど、伴奏なしで左右に微妙にずれたステップを
踏みながら歌っていたおじさん。
小〜中学の頃は見かけたけど、高校の時とかいたかなぁ。記憶曖昧。
でも、はっきりと顔も覚えてる。
周囲は見て見ぬ振り、というかあまり邪険にしてた感じはなかったと
感じていたけど。
いつも歌っていた。ただ歌っていた。
たまに歌詞を忘れる時もあったようで「ふふふ〜ん」とか誤魔化してて
面白かったっけ。




■横浜のポンポンおじさん


蒲田から横浜の方にある大学に通っていたので京急を使ってた。
横浜駅を過ぎたすぐの橋のあたりに、そのおじさんは立っていた。
チアガールが持つような黄色いポンポンを持って、前を通過する
電車に向かっていつもポンポンを振っていた。
何かしゃべりながらだったよな気もするが(記憶曖昧)こっちは
走る電車の中なので、何かを訴えかけていたとしても聞こえはしないが。
スカートとか穿いてたかな?(記憶曖昧)
確か、TVか雑誌で取り上げられていたことがあって、電車に乗ってる
人達にエールを送っているというようなことを本人が語っていた気がする。




最近はそういう名物的なおじさんとかって見かけませんね。
時代が違うのかしら?
周囲に対して具体的な迷惑をかけるのでなければ排除されないような、
なんというか余裕みたいなのがあった気がする。
まぁ、今だと危ない人はホントに危ない人だったりもするしなぁ。

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二人ともまだ生きてるんだろうか…