どんでんの解説が予想外に面白かった


3/7(土)の対千葉ロッテのオープン戦の中継の解説がどんでんこと
前監督の岡田でした。


「だから」「まぁ」とかどうせいつもの調子で何言ってるか分からんで
解説面白くないんだろうなぁ、と思っていたら、これが面白かった。


例えば


打席には調子の上がらない桜井。
アナの「例えば桜井についてはオープン戦の中でベンチはどういう見方で
見るものなのか?」という質問に対して、「オープン戦とは言え、地方での
開催も多く、シーズン中なかなか見られないということで試合内容自体を
期待するファンもいるわけで、そういう意味では申し訳ないが、この時期
ベンチとしては『どれだけ対応が出来ているか』を見ている。桜井で言えば
ストレートは芯でとらえることができる状態になっているか否を見る段階。
桜井はその点が意識できていないので、現状真っ直ぐも変化球も対応でき
ていない。三振をしてもいいから真っ直ぐに対応するという意識で打席に
立つべきだ」


中継ぎで登板したアッチソンの時には、
「投球後にトトトとマウンドを降りて歩く幅が長くなるとイラついてる
証拠なので、交代を考えるタイミングと見ていた。外国人投手はチラチラ
ベンチを見る投手が多いので、ブルペンへ電話するときは『投手が見ている
からしゃがんで電話しろ』という会話があった」
「アッチが手をなめるのはマウンドを降りている状態だから問題ない。
日本人投手で、寒い時期にマウンド上で手に息を吹きかけるのを見かけるが
特に海外の審判は反則ととらえる場合があるので特に国際試合では要注意」など。


スタメンバッテリー(上園&狩野)については
「フォークはあくまでもボール球。フォークを活かすリードが出来ていない
ので、上園の球が走っていない訳ではないのに、四球でランナーをだして
失点につながる」
「1塁にランナーがいる時に、ランナーを刺そうという意識が強すぎる。
ストレート主体で外よりを要求するため打者との勝負が甘くなる」
「狩野は今バッターが振ってくることを想定していなかった」など


まぁ、ニュアンスとか細かい点は違うかもしれないけど、と言うような
内容の解説で思ったよりおもしろかったなと。
しかし、桜井と狩野に対しては厳しい見方でしたね(笑


                                                                              • -

放送席からは守備位置がよく見えて良いなぁって発言が印象的だったわ